平成の漢字発表! -価値観の多様化による社会不安-

2019年1月23日

平成の漢字大発表!

 

キング小林:もうすぐ平成が終わるね。世間では平成を懐かしむ声が多いけど、このブログでも【平成の漢字】を決めて平成を回顧しようと思うよ。

エドモンド幸子:平成も30年も続きましたネ。

−参考までに1995年(平成7年)から始まっている「今年の漢字」を載せておくよ。

  • 95年「震」 阪神大震災、地下鉄サリン事件
  • 96年「食」 O157による集団食中毒
  • 97年「倒」 山一証券などの銀行の連鎖的倒産
  • 98年「毒」 和歌山毒物カレー事件
  • 99年「末」 世紀末
  • 00年「金」 シドニー五輪
  • 01年「戦」 「9・11」米同時テロ
  • 02年「帰」 拉致された日本人が帰国
  • 03年「虎」 阪神リーグ優勝
  • 04年「災」 新潟県中越地震
  • 05年「愛」 愛・地球博
  • 06年「命」 悠仁親王誕生
  • 07年「偽」 食品表示偽装、年金記録問題
  • 08年「変」 米オバマ大統領の「チェンジ」
  • 09年「新」 政権交代
  • 10年「暑」 記録的な猛暑
  • 11年「絆」 東日本大震災
  • 12年「金」 ロンドン五輪
  • 13年「輪」 20年東京五輪決定
  • 14年「税」 消費税8%に
  • 15年「安」 安保関連法案
  • 16年「金」 リオ五輪
  • 17年「北」 北朝鮮のミサイル発射
  • 18年「災」 西日本豪雨、北海道・大阪地震
「金」が3回、「災」が2回ありますネ。

−まあ投票だからな。誰もが連想しやすい漢字になるのは仕方がない。

−いつ見ても「虎」が浮いてますネ。

−日本シリーズは「鷹」に負けたしな・・・
まあ振り返ると、日本がいかに災害が多いかってのと、日本人はオリンピックが大好きってのが分かる。

−他の国はどうなんですカ?

−イタリアのトリノオリンピック(冬季)の時は地元トリノの新聞ですら、

1面は毎日地元のユベントス(イタリアセリエAの強豪)の記事ばっかだったらしい。

みんな東京オリンピックにワーワー言ってるけど、なんだかんだ本番になったら大フィーバーだろうな。

−振り返りはこれくらいにして、

早速「平成の漢字」を発表しよう。

キングの決める平成の漢字はズバリ

・・・・

もちろんお馴染み「小渕式」で発表するよ!

 

ドドーン

 

「解」だアアー

−さんざん振った割にはイマイチピンと来ませんネ。

−これから解説するよ。

 

他者を理解するのが難しくなった時代

 

−一言で言うと平成は「他者を理解するのが難しくなった時代」と言えるだろうね。

−どういうことですカ?

−「平成」は経済的に豊かになることで、価値観が多様化した時代だ。

モノが足りなかった「昭和」ではお金を稼いで三種の神器(TV・洗濯機・冷蔵庫)や自動車を買って経済的に豊かになることが万人の理想だった。

でも経済が成長しきった「平成」では「経済的豊かさ」以外の価値観を持った人が増えたから、他者を理解しづらくなったんだな。

−確かにいろんな人がいますネ。

−平成の最初のハイライトといえば【地下鉄サリン事件(1995年)】だろう。

昭和では犯罪を犯す人は「経済的に困窮した人」が主体だったんだけど、
経済的豊かさ以外の価値観が重要になった平成では
「社会からの疎外感」「歪んだ正義感」「豊かな社会への虚無感」とか様々な価値観が凶悪犯罪の原因になった。オウム真理教なんて、豊かな家に生まれた高学歴ばっかだろ。

殺人の様な凶悪犯罪の数は昭和の方が多いんだが、

「貧困」「差別」の様に理由が分かりやすかった

しかし平成になり、

犯罪を犯す理由がとうてい理解できないものになっていった。

「一見しっかりした真面目な人でも凶悪犯罪予備軍かもしれない」

そういう意識が社会不安を煽ったわけだね。
−「秋葉原通り魔事件」なんかもよく分からない動機ですよネ。

−キングの世代は「知らない人についていっちゃいけません!」なんてよく言われたな。

これも地下鉄サリン事件の後の世代ではあるあるだよな。

 

デバイスの個人化で娯楽も多様化

 

−後は情報を取得する「デバイス(TVやスマホ)」がドンドン個人の物になっていったのも、価値観が多様化した理由だね。

音楽の趣味はデバイスの個人化で多様化した最たるものだ。

1970年代まで主体だったは「レコード」は、その空間にいる全員が半強制的にそのレコードを聞かなくてはいけない。だから「若者からお年寄りまで受け入れられる普遍性を持った曲」である必要がある。

そういえばうちの母親が「勝手にシンドバッド」のレコードを買って、おじいちゃんに「あんな下品な歌流すんじゃない!」って怒られたって言ってたな。
−今では誰もが紅白のオオトリで熱狂できる曲ですけどネ。

−でも1980年代にCDとウォークマンが流行して音楽を一人で聞ける様になった。自分の好きな曲を聞けるから、より個人の趣味に合う曲が作られる様になったんだな。

「山口百恵」と「松田聖子」なんて今の人からしたら同じ昭和歌謡だけど、

「松田聖子」の方が明らかにターゲット層が狭いよね。
−昭和の話じゃないですカ。

−そして平成になって、パソコン・スマホと普及して、

音楽だけではなく、映像も家族で消費するものから個人で消費するものになっていったわけだ。そうやって価値観が多様化していったわけだね。
−娯楽の世界でも価値観が多様化して、他者を趣味を理解しづらくなったんですネ。

−ということで、期待を込めて「次の元号の漢字」を発表したいと思うよ。

 

 

元号を発表するのは時の官房長官なので、

「菅義偉式(予想)」で発表するよ!

 

 

 


今の時代、LINEで聞くのが一番早い

 

 

 

 

早速の返信が来た!

さすがは安倍内閣の要。対応が迅速だ

 

 

 

 

お忙しいところ有難うございます!

 

 

 

−ということで、

「許」

が次の元号の漢字だよ。

価値観の違う他者を「理解」することは難しいけど、

「許容」することはできるんじゃないかな?

外国人も増えるだろうし、多様な価値観を

「許容」

できる時代になって欲しいね!