煩悩にまみれた情報化社会「やれる女子大生ランキング」の本質とは?

2019年1月19日

問題の本質は女性差別ではない?

 

エドモンド幸子:(ボキボキ、ボキボキ)

キング小林:どうしたんだ幸子。さっきからスパゲッティを折りまくってるじゃないか。

−週刊SPAの「やれる女子大生ランキング」に腹が立ったから、スパゲッティに八つ当たりしてるんですヨー。女性差別も甚だしいですヨ。(ボキボキ、ボキボキ)

「批判を受けている週刊SPA」

 

 

−確かに、あの記事には怒るのも無理はないな。いくら週刊SPAがウルトラゲス雑誌とは言っても、大学名まで出したのはさすがにやり過ぎだったな。

−キングもそう思いますよネ!なんで日本からは女性差別が無くならないんでしょうカ?

−いや、マスコミではこの問題を「女性差別」という論点から批判しているけど、この問題の本質はそこではないと思うぜ。

−そうなんですカ?

−「インターネットメディアの発展による、情報の質の低下」がこの問題の本質だとキングは思うよ。

−「情報の質の低下?」どういうことですか?

ゲスな情報がはびこるネットメディア

 

−まず、インターネットの発展で世の中に出回る情報量が劇的に増えた。一説によれば、世の中に流通する情報量は20年前の2万倍になったとも言われている。

−2万倍!!

データ通信量という観点から見れば、10年程前と比べても凄まじい情報の増加量である。

 

 

−元教員の俺のおじいちゃんの書斎(2000冊くらい)が国会図書館(蔵書数約4000万冊)になったみたいなもんだな。どんで、そこまで情報が増えれば情報一つあたりの消費者数も当然減る。

需要(情報の消費者)に対する供給(情報の流通量)過多になっているわけだ。
だから、情報の発信者はあの手この手で情報を消費してもらえるよう手を尽くさないといけない。
−マスコミも大変ですネ。

−膨大な量の情報の中から、自分が興味あったり、有益な情報を選ばなくちゃいけないから、一つの情報にかける時間は減る。というか、最初の数秒で興味を持ってもらえなければ、ほぼ見てもらえない。

だから、情報は自然と分かりやすく、キャッチーなものになっていく。
タイトルと記事の最初の数行でいかに興味を引きつけるか、というのが一番重要だ。
−確かに私もネットニュースはそうやって見てますネ。

−【衝撃映像!】【〇〇も絶賛!】【〇〇して見た結果が・・・!】とか、キャッチーというか煽ってるくらいのタイトルが多いだろ。【〇〇ランキング】ってのもよく使われるものの一つだな。

−ランキングだったら、パッと見ただけで分かりますしネ。
そこまで興味なくてもランキング見るためだけにクリックしちゃうこともありまス。

−あとは、もちろん「やれる女子大生」みたいなゲスで欲望に訴えかけるような内容の方が見てもらいやすいよね。普通そんなゲスな記事読んでるのがバレたら恥ずかしいけど、スマホなら電車の中で読んでても周りにはバレないしな。インターネットとスマートフォンがゲスな記事を読みやい環境を作ってしまっているんだ。

英字新聞読んでるサラリーマンも、xvidos見てるサラリーマンも、電車で向かいの席に座ってる女子大生からしたら同じなわけだ(外見は同じとする)。
−でも、週刊SPAはネット媒体じゃなくて紙の雑誌じゃないですカ。

−今の時代、SPAも含めてどこの雑誌もネットにも並行して記事を上げている。

それに紙媒体もネットの情報と戦わなくちゃいけない。
SPAみたいなゲス雑誌は特にね。
だから、
分かりやすくて、ゲスで、煽りの激しい、
「やれる女子大生ランキング」
のような記事が出来上がってしまったわけだな。
ネットメディアにはそれ以上に、ゲスでくだらない記事が溢れている。
なんならそっちの方が問題かもな。
−煩悩にまみれた時代ですネ。お釈迦様が泣いてますヨ。

−煩悩に流されず、質の良い情報を見つけていきたいね。

−キングー!ここに置いてある「快楽天」先月号捨てて良いですかー?

−先月号は良い作品があったから保管してるんだ!

「快楽天」は煩悩にまみれた質の良い情報だから良いんだよ!

−やっぱ男ってだめネ〜

 

 

 

「神」のありがたいまとめ解説!

①「インターネットメディアの発展による、情報の質の低下」が問題の本質じゃ!

②現代の情報流通量は20年前の約2万倍じゃ(諸説あり)。

③情報の供給過多が起こっておるぞ。

④興味を引くために「分かりやすくて、ゲスな情報」が増えたのじゃ。